【京都府】三千院の紫陽花、時期が早すぎて大失敗
この時期にしか見ることのできない花といえば、かたつむりが似合うあの花。
そう、紫陽花です。
去年と同じく今年も京都に見に行こうという話しになったので、今年は三千院に行ってきたんですが…
生憎の雨。
雨と紫陽花は相性が良いので、まぁこれも梅雨の風物詩だろうと思っていたんですが、それが甘かったのです。
三千院は、京都バス(市バスではないので注意!)の終点「大原」から更に歩いた所にあります。
情報サイトにはバスで40分と書いてあることが多いのですが、大体50分くらいかかりました。
大原までは、かなり多くのバス停を経由して進むことになるんですが、なにせ京都バスのサイトが役に立たないし、阪急京都線の河原町駅の改札前にある案内板は不親切だしで、下調べしていなかったらさっぱり分からない所でした。
私たちが乗ったのは四条河原町のバス停からで、6番出口を出てすぐのバス停から乗ることができました。
系統でいえば17系統になるみたい。
ぶっちゃけ、観光客が大勢来るはずなのに随分不親切なんだなぁと思いました。
これ、外国人だったらもっと分からないんだろうなぁ…と思いましたね、酷いユーザビリティだと。
さて、大原に着くと、とりあえず帰りのバスをチェック。
京都駅行きに乗れば、四条河原町を経由するので降りることができます。
バス停を出ると、大体15分ほど歩く事になります。
バス停前の横断歩道を渡るとすぐに見えてくる案内板。
ここから上り坂をずんずんと歩いていく事になります。
ここからが大変だった…
というのも、高い場所にあることもあって雨脚がどんどんと強まっていき、三千院に付く頃にはどしゃ降りになってしまったのです。
これじゃぁ写真どころじゃない。
こればっかりは読みが甘かったとしか言えない。
三千院の入り口。
少し歩くと、このような案内板が設置されています。
さて、三千院は「門跡」と書かれていることに気づいたでしょうか。
疑問に思って調べてみたんだけれども、門跡(もんせき)とは皇族・貴族が住職を務める特定の寺院やその住職を指すそうで、
「門跡寺院」に該当するそうですね。
元永元年(1118年)から門跡となったとの事なので、その歴史がいかに長いかが分かります。
拝観料700円を支払って、順路に従ってお堂を見たりしながら進み、中ほどにある紫陽花苑を目指します。
紫陽花苑前の景色。苔生した地面がまるで緑色の海のようで幻想的です。
紫陽花苑が近づいてきたその時、更なる悲劇が…そりゃぁもう悲劇中の悲劇。
紫陽花まだ5分咲きくらいじゃん!
悲劇すぎるわ!
咲いてないわ、思ったより数が少ない(これで3,500株あるか?って位)わ、花が小さいわ…
これじゃぁお話にならない。
もうね、全部吹っ飛んだ。
はい、撤収!ってなもんで。
ただ、三千院は勿論紫陽花目的で行くだけの場所ではなく、写経できたり震災復興の祈願ができたり、
チャリティーイベントを行っていたりしていますし、敷地内はどこも綺麗で心が洗われるようでしたよ。
雨脚が強い事もあって、足早に三千院を出た私たちはそのままバスを待って四条河原町へ戻り、久しぶりにライト商会へ。
初めて奥の部屋に通されたので、一枚撮ってみた。
ここは本当にいい雰囲気なんだよなぁ。
喫茶もやっている骨董品屋さん+ギャラリーなんだけども、この雰囲気が何とも言えない。
私は黒糖コーヒー、かめこはココアを飲んで体を温める。
やっぱり、黒糖コーヒー美味しいなぁ。
何も入れなくても甘いし、香りも楽しめる。
ライト商会に行く事があったら是非飲んでみて欲しいですね。
最後ににゃんこがくつろぎ中だったのでぱしゃり。
膝に乗ってもらえるお客さんがうらやましい…もふもふしたい…
という事で、紫陽花にはフラれてしまいましたが、久々の京都デートはしっかり楽しみました。
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