【映画】バイオハザード ザ・ファイナルを見て
映画「バイオハザード」シリーズの6作目にあたる「バイオハザード ザ・ファイナル」を見て来ました。
シリーズ最終作とされる今作は、前作「バイオハザードV リトリビューション」の後の物語。
前作の最後にワシントンD.C.へと集結したアリスたちでしたが、
今作の冒頭で拠点は見るも無残な瓦礫になっており…というところから始まるストーリー。
思い返せば1作目の公開が2002年ということなので、14年かけて完結という大作ですね。
せっかく見てきたので、感想でも書いておこうと思います。
ネタバレを含む可能性がありますので、気になる人は読まない方がいいかもしれません。
尚、私自身はノベライズ版を読んでいないため、その点については補足していません。
アリスとクレア以外の仲間たちがどうなったのかは、語られなかった
前述のとおり、前作で最後にたどりついた拠点は壊滅状態となった所からストーリーが始まるが、
前作の最後で一緒だったジルやレオン、エイダ達はどうなったのか?については触れられなかった。
状況からすれば、前作の最後にバリーを失った事も踏まえると生存しているとは考えにくい。
また、クレアは登場するがクリスがどうなったかも語られていない。
ストーリーの展開的に、生存している可能性は低いよなぁ…とは思う。
生き残っているのがクレアだけだとしても、そこは原作であるゲームへのリスペクトとして
最後のシーンを短いカットでもいいから入れて欲しかったなぁと思いますね。
アンブレラの真の目的とは何か、が明かされる
歴代の作品を通じて実は「アリス」は2つの役割を担っていたことが明らかになります。
一つはアイザックス博士が進めていた「アリス計画」。
この計画はアリスの手によって阻止されたはずでしたが、今作で再びアリス計画の名前が登場します。
この役割は、いわば「絶望」
もう一つの役割が、今作では非常に重要な意味を持っています。
それは、物語のカギを握る人物の一人「レッドクイーン」が、以前は排除対象だったはずのアリスに「私を止めてほしい」と
助けを要請するところから徐々に紐解かれていきます。
前作までは触れられることのなかった「オリジナル」アリスの「真実」そのものが二つ目の意味を持っており、
公開に先駆けてメディアで取り上げられた「老体のアリス」がその鍵を握っています。
こちらの役割は「希望」といえるでしょう。
1作目で「ハイブ」でのバイオハザードが発生した本当の原因や、
アンブレラが持つ真の目的が明らかになった時、アリスの持つ「二つ目の役割」が意味を持つようになります。
アンブレラの真の目的が明らかになった瞬間に、ああ!そういうことか!と驚かされました。
その辺りはゲームとは全く異なる設定・展開なので、新鮮で良いなと思いましたね。
物語はハイブに始まり、ハイブへ帰結する
1作目でバイオハザードが発生した「ハイブ」ですが、この物語はかつて脱出したはずの「ハイブ」へ戻るストーリー。
最終決戦はまさにこのハイブ内で繰り広げられ、裏切り者となったウェスカーのみならず、
決着がついたはずのあの人物までもが再びアリスの前に立ちはだかります。
ハイブから始まった物語は、ハイブへと帰結していく。
そのクライマックスは、私的にはいいなと思える終わり方でした。
細かい事はいいんだよ!で見る映画
元々、ゲームとは全く異なる設定・ストーリー展開となっている映画なので、
細かい部分を気にし過ぎるとキリが無い。
それでもバイオハザードの世界観が好きで、ゾンビが出てくるホラー映画なんだということであれば、
こんなに壮大でワクワクさせてくれる大作映画はなかなか無いと思う。
ゲームのオマージュと言える様々なクリーチャーが出てくる映画だけに、
ゲームをプレイしたことがあると、また違った意味で面白いのではないかと思います。
レッドクイーンの最後のセリフの意味は?
エンドロール終了後、レッドクイーンの「ここで、みんな死ぬことになるわ。」という台詞が流れて終わります。
これはただのファンサービスなのか、それとも続編の複線なのか?気になるところです。
見に行くのが遅かったのでグッズはほとんど無かった
いやぁ、売れてしまってましたね。
かろうじてあったキーホルダーを2つ買って、満足です。
ミリタリーテイストなので私好み。
プラスチックバックルの部分は取り外すことができるので、キーを着けている場合はキー部分だけを
脱着できるようになっていますね。
私はキーを着ける事は無さそうですが、お気に入りのアイテムになってくれそうです。
<スポンサードリンク>