2017年の実写版映画「アサシンクリード」を見て来ました

2017年3月3日から全国ロードショーとなった実写版映画「アサシンクリード」を見て来ました。
大阪でも上演している会場が限られており、しかも上演期間は終盤。
日中上演している劇場がほとんどない中、運よく梅田のブルク7で朝からやっている事が分かったので、滑り込みセーフで見ることができました。

グッズは、どうもパンフレット以外無いようなので、パンフレットを購入することに。
ファンとしては他にも何か作ってほしかった…教団エンブレムのタイピンとか、ピアスとか、あったら欲しいわ。

映画の感想もそうなんだけど、せっかくなのでゲームの世界と照らし合わせながら書いてみたいと思います。
ちなみに、エツィオ・アウディトーレの生涯は個人的にまとめたものがありますので、よかったらそっちも見てみて下さい。

エツィオ・アウディトーレの生涯

舞台は15世紀終盤のスペイン

ストーリーは、1490年頃のスペインから始まる。
この頃といえばそう、イタリアではエツィオ・アウディトーレがロドリゴ・ボルジアとリンゴを巡り戦っていた頃だ。
アサシンクリードの世界では、「かつて来たりし者」が残したとされる「リンゴ(オーパーツ)」は複数存在しており、ロドリゴが持っていた杖状のリンゴもあれば、今作のように球体状のリンゴ(エツィオ達が追っていたものも球体であった)もあった。

パンフレットや公式サイトにも書かれているように、今作ではアンダルシアにあるグラナダのスルタン(君主)からリンゴを奪うために息子(王子)を誘拐し、リンゴを身代金代わりにしようというテンプル騎士団の策略を阻止すべくアサシン達が戦うという構図だ。

ドミニコ会の初代異端審問所長官であるトマス・デ・トルケマダとテンプル騎士団の戦士オヘダが中心となり、抵抗勢力であるアサシン達を異端尋問にかけて処刑して行く中、同志の犠牲をいとわないアサシン達との熾烈な戦いが描かれている。

ちなみにWikipediaによれば、トマス・デ・トルケマダは在職中に8,000人もの人間を火炙りにしたのだそうだ。

トマス・デ・トルケマダ – Wikipedia

テンプル騎士団の目的は、いつの時代も変わらない。
「自由意思」を支配し、全世界の人類の自由意思を自在にコントロールすることで完全なる秩序を実現すること。
ゲーム版でも、人工衛星にリンゴ(エツィオの遺産)を乗せて打ち上げる事で、全人類をコントロールしようとしていた。

主人公はマスターアサシン「アギラール」の子孫

マイケル・ファスペンダー演じる主人公カラム・リンチの先祖は、マスターアサシン「アギラール」。
かつて自らを指導した同志「マリア」と共に、リンゴがテンプル騎士団に渡るのを阻止すべく命を懸けて戦う。

アサシンブレードはまだ薬指を切り落とさなくてはならないタイプのものだったため、アルタイルの改良版を使ってはいない。
※ゲーム版では、1476年には既にレオナルドの手によってアサシンブレードが改良されている。

現代の主人公は、アサシンである父に母親を殺され、孤独な中生きてきた青年という設定。
ゲーム版と異なるのは、カラムはアブスターゴ社の施設でアニムスに接続してシンクロを行い続ける点。
ヒロインであるソフィア博士の研究プログラムの一環として、カラムはアニムスに接続されることとなる。

アニムスのデザインが、ゲーム版で主流だったベッドに寝そべって行うシンクロではなく、
自由に動き回れる装置になっていたのは驚いた。
あれはあれでアリだなぁと思いましたね。

ストーリーは、続編が出るのでは?と気になる終わり方

全体の構成として、カラムがアサシンとして覚醒するまでが9割。
その後、現代でリンゴを取り戻す戦いが1割という感じ。

色々と突っ込みどころはあるけれど、ファンとしてはまず実写化したことが嬉しかったし、
イーグルダイブ後のカラムがかっこいいので一気に盛り上がります。

物語の終盤に、ソフィアが気になる台詞を言っているので、これは続編に期待したいところ。
滑り込みで見れて良かったなと思う作品でした。

余談

ソフィアってエツィオの奥さんの名前だし、マリアってアルタイルの奥さんの名前だよね。
その辺はオマージュなのかな、と思うと作品愛を感じたりします。
偶然かもしれないけど。

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